大人のアトピー性皮膚炎の場合、サプリメントや漢方薬を上手に利用して体質改善をしながら、しっかり乗り越えることも考えてみましょう。
特にサプリメントはアトピー性皮膚炎の原因の一つである免疫力を高める効果があり、それによってだいぶ症状が良くなることも。
そして頑張れば完治だって有り得るのです。そのためには、まずアレルゲンをしっかり検査する子とも重要となります。やはりアレルゲンをはっきりさせて、アレルゲンから遠ざかる努力をしましょう。
その上でしっかり体質を改善していくことになりますが、特に免疫力を高めるために乳酸菌サプリを摂取していってはいかがでしょう。乳酸菌にはいろいろな種類があり、いろいろな働きをしてくれます。
腸内環境を良くすることはどれも共通の働きですが、種類によっては小腸にある免疫細胞を強く刺激することが得意な乳酸菌もあるのです。
特に加熱処理をした乳酸菌などは大きさが小さく、状態も安定しており小腸の免疫板を刺激します。
そのため乳酸菌の中でも特に免疫力を高めるタイプの乳酸菌とも言われています。しかし体質を改善するためには、毎日適量のヨーグルトなどを食べているぐらいでは、なかなか難しいのではないでしょうか。
またヨーグルトが逆に良くない人もいます。そこでサプリから摂取することがおすすめなのです。
免疫細胞の60%以上が腸内に存在していることも解明され、腸内環境を良くしながら免疫細胞を刺激することのできる乳酸菌がアトピー性皮膚炎の体質改善に注目されています。
特に加熱加工をした乳酸菌はとても状態も安定しているため、いろいろな食品に添加されています。多くの乳酸菌は生で腸に届く研究がされています。
しかしそれでも多くは胃酸によって死んでしまいます。もちろん死菌となっても腸内の善玉菌の餌になったりと良い影響を与えてくれます。
しかししっかり特殊加熱処理をされた乳酸菌とは死菌でもまったく違います。また加熱処理される乳酸菌はそれに向いたタイプの乳酸菌でなければなりません。
しかし体質を改善するつもりであれば、しっかり食べるようにしていきましょう。もちろん生きた乳酸菌でも免疫を高める特徴のある乳酸菌もあります。
同じ免疫アップ効果のある乳酸菌はいくつも種類がある中で、自分にあったものを選んで摂取してみましょう。
目次
アトピー向けサプリメントの役割
アトピー向けのサプリは現在たくさん出回っていますが、それぞれいろいろな役割を持っています。どのような役割を持ったサプリが、アトピー改善には求められているのでしょう。
まずアレルギーは体質から改善することが重要となりますが、ただしサプリだけに頼らず食生活、生活リズム、運動などを見直す努力も大切です。
そして体質改善のためには、特に免疫を高める効果のあるサプリは、アトピーに適しています。また免疫の暴走を抑えるため、IgE抗体を抑えることもサプリの役割の1つです。
そして腸内には免疫細胞の多くが存在しており、腸内環境を高めることによって免疫細胞の活性を促すため、腸内細菌の善玉菌を増やすことも重要なサプリの役割となります。
他にも消化酵素が弱い人は、タンパク質が消化できないまま小腸に流れてしまい、腸内環境を悪化させてしまうことになります。そのため消化酵素を増やす役割のサプリも必要です。
アトピーの悪化はコルチゾールの増加に深く関わっています。コルチゾールは副腎質ホルモンから分泌されるホルモンのことであり、ストレスなどによって分泌が増加します。
そのためストレスを解消することも、サプリの重要な役割の1つとして求められています。
またアトピーの発症には、肝臓機能が弱っていることも深く関わっています。そのため皮膚の治療だけでなく、肝臓機能を高めることも体質改善の1つとして大切なのです。
肝臓機能を高めることも、サプリの役割として求めたいものです。またアトピーによって肌の色素沈着や乾燥が気になるため美白効果や保湿効果もサプリに求められる役割です。
このようにアトピー向けサプリにはいろいろなことを求められていますが、すべてに対して効果を発揮するサプリはありません。そこで自分が求めている働きが期待できる成分のサプリを選ぶことが大切です。
ただしアレルギーはまだまだ解明されていない部分もあり、その人によって原因もいろいろです。そのため自分に合ったサプリに出会うことによって、きっと症状の改善が見られるはずです。
サプリメントで何を改善させたいのか?
アトピーで悩んでいる人は、ステロイドを避けたいと思っている人も多く、サプリメントに頼っている人も多いようです。そこでサプリによって何を改善させるのかというと、やはり基本は体質改善となります。
しかし現実にアトピーの悩みと言えば、かゆみ、乾燥、炎症ではないでしょうか。そして顔に出る場合は肌あれや黒ずみ、色素沈着など皮膚の状態も気になるところです。
そのため少しでもかゆみを減らすヒスタミンの抑制、乾燥肌を改善する保湿効果、炎症を抑える抗炎症効果などもサプリに求めたいところではないでしょうか。
また体質改善としては栄養の不足している部分を補うことも大切です。また腸内は免疫細胞が多く存在していることもあり、腸内環境を良い状態にすることもサプリに期待したいところです。
しかしあれもこれもとサプリに期待しても、やはり薬剤ではないので、すぐに結果が出ないこともあります。
やはり基本はしっかり体質を改善していくということが、サプリによる最大の改善ポイントと言えるのではないでしょうか。
ステロイドは決して病気を改善する物質ではなく、症状を抑えるための成分です。しかし強力なパワーを持ち、アトピーの炎症も即効効果が見られる薬剤です。
しかしステロイドが浸透した細胞の免疫力は、徹底的に低下していきます。そのためストロイドをやめると、以前よりもっと酷くなるという症状が懸念されています。
またどんどん体が慣れてしまうと、強いタイプのステロイドに以降することも危惧されており、ステロイドをできるだけ使用したくないという気持から、アトピーサプリを摂取している人も多いのです。
アトピーには、なぜサプリメントがおすすめなのか
アトピーはアレルギー体質の遺伝が100%ではありませんが、遺伝も確かにあるとのこと。
原因はダニやカビなどが多いものの、もちろん人によって金属アレルギーなどさまざま。発症する年齢も赤ちゃんの頃に、普通のオムツかぶれのような症状が、いつまでも治らず悪化することからアトピーと発覚することもあります。
赤ちゃんのときだけでなく、小学生になってからや大人になってから発症することなど、いつ起こるかは個人差があるのではっきり分かりません。
食べ物にアレルゲンがある場合は豆製品、麦、米、乳製品、卵など、人によってそれぞれなのでアレルゲン検査が必要となります。
そこでまずアレルゲンをチェックして、アレルゲンは注意するようにします。しかしアトピーの場合、ダニやハウスダストがアレルゲンのことも多く、完全に避けることはできません。
そのため痒みがひどくなり、肌がカサカサになったりじゅくじゅくになったりと繰り返すことになります。
このような場合はもちろんステロイドなどが配合された軟膏などを処方してもらい、肌につけることになります。しかしステロイドは長期間続けて使うと、どんどん強いものが必要になってしまうという性質も。
しかしアトピーになってしまったら、アトピーと仲良く生きていくことも大切なのです。風邪のように薬で、すぐに完治するものではありません。
しかしアトピーと仲良く生活しながら、一方ではサプリメントで体質を改善するということも、多くのアトピー患者の人が行っています。
漢方薬と医師からの処方箋を併用している人もいますが、最近はアレルギー体質に働く成分もいろいろ研究されており、サプリメントも多く出回るようになり、処方箋とサプリメントを併用している人も多くなっています。
やはりアレルギーは体質を改善することが大切です。そのため食生活も見直し、サプリメントもプラスするという方法で、長期間掛けてアトピーと闘っている人もたくさんいます。
ただしアトピーがひどい場合は、サプリメントであっても勝手に飲まず、医師に相談してから飲むようにしたいものです。
アトピーにおすすめサプリメントの成分について
アトピーにおすすめのサプリメントはいろいろあります。私たちが毎日必要な栄養素を、不足しないように摂取することも大切です。そういう意味ではビタミン、ミネラルが不足しないような食生活を送ることも大切です。
しかし食事だけではなかなか不足しがちな栄養素は、サプリから摂ることも考えるべきです。また他にもアレルギーを抑制する成分もあります。
他に体質改善の成分や、肌を強くする成分など、アトピーのためのサプリメントといっても、いろいろな方向からアトピーの改善に働くサプリが飲まれています。そんなサプリの成分のご紹介です。
腸内環境を整えるサプリというとやっぱり乳酸菌です。腸内には免疫を司る免疫細胞の60%が存在していることも近年の乳酸菌研究で解明されています。そのため腸内環境が免疫力を高めるためにもとても大切だと言われているのです。
また乳酸菌の研究はさまざまなメーカーなどの研究所でも行われ、特に免疫細胞を刺激して強める、アレルギー体質を改善する乳酸菌も発見されています。腸内環境を高めるという意味とはまた別に、アレルギー体質改善のための乳酸菌が発見されているのです。
最近はアトピーやいろいろなアレルギー体質の改善のための乳酸菌も発見されています。乳酸菌は数多くの種類があり、その中でも特に優秀な乳酸菌がそれぞれのメーカーのヨーグルトや乳酸菌サプリなどに配合されています。
もちろん乳酸菌なら腸内環境を整えたり、アレルギー体質を改善させるデトックス効果があります。
しかしその効果とは別に、乳酸菌にはさまざまな働きを持ったものがあります。例えばピロリ菌を殺したり、免疫力を高めたり、プリン体を抑えたりと驚くほどの効果を持っている乳酸菌が発見されています。
その中にアレルギー体質を改善するタイプも、それぞれのメーカー独自の研究によって、幾種類かの乳酸菌株が発見されています。
酒粕から分離した乳酸菌で、花粉症やアトピーなどのアレルギー体質の改善と、症状の緩和に効果があります。
アトピー患者(成人)を対象にした臨床試験でも植物性ラクトバチルス乳酸菌100mgを毎日摂ったグループにアレルギー症状の緩和が見られたという結果も出ています。
アトピーに悩む小児に対して、L-92乳酸菌の粉末を含む食品を毎日摂取したグループと摂取しないグループに分けて皮膚の症状の変化を数か月間観察したところ、摂取したグループにはっきりと症状が改善されたという臨床試験の結果が得られたのです。
マウス実験において、「LgE抗体」の増加が抑えられるという結果が出ています。また「Th1細胞」と「Th2細胞」のバランスが整い、アレルギーの症状緩和が確認されました。
アレルギーは「LgE抗体」が必要以上にできてしまい、「Th1細胞」と「Th2細胞」のバランスが崩れ、「Th2細胞」の暴走を防ぐ「Th1細胞」が働かなくなってしまうことで起こります。
ビオチンはビタミンB群の一種であり、ビタミンHと言われている水溶性のビタミンです。ビタミンは5大栄養素の1つとして、わたしたちの健康を維持するためにも欠かせない栄養素と言えます。
最近の研究によって、アトピー患者の中に血清中のビオチン濃度が低下している人が多い場合が多いことが分かったのです。
ビオチンは体内で抗炎症物質を生成する働きがあり、ビオチンが不足することでアトピーによる炎症を抑えることができなくなっていたのです。
またビオチンはタンパク質の生成にも必要なビタミンであり、皮膚細胞の再生にもかかわっています。老廃物の排泄を促進し、皮膚の機能を正常に保つ働きがあるのです。
不足しているビオチンを積極的に摂ることで、正常な皮膚のための再生を促進。アトピーの治療にもビオチンは重要なのです。
ビオチン不足によって、アトピーが引き起こされている場合は、ビオチンを摂取することで完治に向かうことになります。ステロイドの使用を早くやめたいという人は是非ビオチンを摂取してみましょう。
亜鉛は生きるために必須ミネラルであり、成人の一日の所要量は12mgとされています。亜鉛は酵素を働かせるために必要不可欠です。
亜鉛が不足すると体のあらゆる機能が低下し、皮膚炎が悪化することも。そして亜鉛は有害なミネラル吸収を抑制し、排出を促進します。
そのためかゆみの物質であるヒスタミンの生成を抑制する作用もあり、アトピーの改善にも欠かせないと言われているのです。
また皮膚の細胞分裂にも亜鉛は不可欠。十分亜鉛が足りていることで肌再生もスムーズに行われます。また抗酸化酸素の除去効果もあるため、しっかり摂るようにしたいものです。
しかし亜鉛は食事からなかなか満足に摂れないこともあり、厚生労働省でも注意喚起するほど、日本人は平均的に亜鉛不足と言われています。
セラミドは皮膚表皮部分で細胞同士をくっつける働きのある脂質です。皮膜をしっかりガードしているセラミドが減少すると、肌の乾燥がひどくなりよりアトピーを発症しやすくしてしまいます。また改善もなかなかうまくいきません。そのためセラミドはとても大切な美肌成分なのです。
動物の胎盤から抽出したエキスですが、さまざまな栄養素が豊富に含まれ、成長因子が肌細胞の再生、修復を促進します。アトピーによって破壊された皮膚細胞の増殖にもしっかり働きます。
ルイボスは南アフリカの山脈地帯に自生する植物です。ルイボスティーは強力な抗酸化パワーが豊富に含まれており、デトックス作用が高いと言われています。体の中の毒素を出すこともアトピーにはとても大切な働きです。
アトピー体質を改善するためにはビタミン不足は大敵。特にビタミンA、C、Eは重要であると考えられています。
ビタミンAは皮膚や粘膜を強くするためにも大切なビタミンですが、アトピー、花粉症、喘息などアレルギー体質の改善にも欠かせません。
またビタミンAはCやEと同様にスカベンジャービタミンと言われ、活性酸素を除去する掃除屋として、痒みなどによって炎症を起こした肌細胞に異常発生する活性酸素を除去してくれます。
またビタミンDはアトピーを悪化させる感染症を抑える、カテリシジンという成分の体内生成を促進させる働きがあります。
アトピーはIgEという抗体が増え、それによってアレルギー反応を強めてしまいますが、このカテリシジンにはこのIgEの抑制効果もあります。
またこの働きはビタミンEも同様で、ビタミンDとEは免疫の暴走を抑えるビタミンとも言えるのです。
ミネラルの中でも、例えばマグネシウムは活性酸素発生抑制効果があると言われていますが、アトピーの増加の影にはミネラル不足がかかわっています。
またアトピーを改善させるには、亜鉛の存在がとても重要であるとも言われているのです。
亜鉛は300以上の酵素の活性化に働き、免疫関係、神経関係などいろいろな不調を予防、改善します。皮膚細胞の再生にも亜鉛がとても重要なカギを握っているのです。
酵素は消化を助けると同時にデトックスにも欠かせない成分です。バランスのよい腸内フローラを作ることから間接的にアトピーを改善する効果があります。
アトピーなどのアレルギーには、腸内フローラが深く関わっていると言われています。食物繊維は腸内環境を高め、腸内フローラのバランスを整えてくれます。
食物繊維は野菜などから多く摂取できますが、必要量の野菜がなかなか摂れない現代の食生活には不可欠なサプリ成分と言えそうです。
ヒアルロン酸は特に肌の上部の角質層に、豊富に含まれている成分です。肌表面の保湿硬化もしっかり保持し、紫外線など外部刺激から肌を守っています。
アトピーの場合、特にヒアルロン酸を補給することで肌の保湿を高めることができアトピーの症状を抑制する効果があります。
オイルにはオメガ3系、オメガ6系、オメガ9系などがありますが、特にオメガ6系のサラダ油の摂りすぎもアトピーの発症の一要因と言われています。
逆にオメガ3系のオイルはアレルギー体質改善効果があると言われているのです。オメガ3オイルはフラックスオイル(アマニ油)やエゴマ油、青魚オイルなどがあります。
フラックスオイルはオメガ3系のアマニ油(亜麻に油)のことを言います。オメガ3系オイルはアレルギー体質の改善効果があると言われています。成熟した亜麻の実から抽出したオイルです。
マグネシウムは抗酸化作用があり、炎症を起こしたアトピー肌細胞内に溜まる活性酸素を除去します。また肌の乾燥を改善するためにも、マグネシウムが欠かせないということも分かってきたのです。
アトピーは重度の乾燥肌がつきものです。そんなアトピーの人を対象に、塩化マグネシウム入りの入浴剤を使用した臨床試験では、5割の人に保湿効果とアトピーの改善効果が見られたという報告もあるのです。
また血中のマグネシウム濃度を良い状態にすることで、アトピーの改善への効果が見られるとのこと。
ミドリムシは藻類の一種ですが、ビタミン類14種類、ミネラル類9種類、アミノ酸類18種類、不飽和脂肪酸11種類など、栄養が豊富に含まれておりアトピー改善に役立ちます。
そしてミドリムシにしか存在していないパラミロンという成分が、アトピーをはじめいろいろなアレルギー体質を改善してくれるのです。
パラミロンは海面のようにたくさんの穴のある物質で驚くほどの水分を含むため、腸内環境を良い状態にしてくれます。
そしてこのパラミロンの成分であるβ-1、3ガルカンという物質が血清総IgE量をグーンと下げる効果があるのです。
トマトに多く含まれているリコピンですが、強力な抗酸化パワーを持っており、アトピーをはじめいろいろなアレルギー体質の改善に働きます。
またリコピンはアトピーの炎症を抑制する働きがあることも動物実験で分かっているのです。
アトピーには水素サプリ、水素入浴剤、水素点滴など、どれも良いと言われていますが、強力な抗酸化パワーを持っています。また血管に入ることで血流を高める効果も高いと言われているのです。
アトピーの改善には免疫強化と血流改善が必要と言われています。そして葉酸はこの2つに作用するのです。そのため必要量の葉酸をしっかり摂ることは、アトピー改善にもつながるのです。
ただし妊娠中に葉酸の過剰摂取することで、赤ちゃんが誕生してから喘息やアトピーなどアレルギー体質を引き起こす可能性があるとも言われています。特に天然葉酸ではなく、合成葉酸の場合は過剰摂取は注意しましょう。
また肌にセロテープを何回も付けては剥がすという行為を何回も行い、敏感肌を人工的につくった場合、その肌にはマグネシウムとカルシウムが低下することも実験によって分かりました。つまり敏感肌の人はカルシウムが不足しやすいのです。
コラーゲンはもともと体に存在していますが、肌組織の基本的な部分で働き、保湿を司り、アトピー肌を改善していきます。
スクワレンはもともと肌に存在している成分で、サプリなどのスクワレンは深海鮫のオイル由来のものがほとんどです。
保湿保持効果、免疫アップ効果が高く、アトピー肌の改善にも役立つ成分で、肌に付けるだけでなく体の中から補給していくサプリでも人気成分です。
ココナッツオイルの飽和脂肪酸には抗菌性、抗真菌性、抗炎症性、抗アレルギー性があります。
そのためアトピーにもピッタリのオイルということから、サプリにも配合されているものもありますが、ほとんどは患部に塗る成分として使用されています。
月見草の中にはγリノレン酸が豊富に含まれており、昔からアレルギー肌、アトピー肌、痒み、膿みを生じたときに使用されています。
現在患部に塗るだけでなく、月見草の種子から抽出したオイルをカプセルに充填したサプリも人気があります。
ランキング上位で見えてくる効くサプリ
アトピーは現代病として、どんどん増えている疾患の1つです。しかしステロイドを使いたくない人や、今使っているステロイドをできるだけ早く卒業したいという気持からもサプリを求めている人も多いのです。
そこで2chの口コミなど実際に使用した人たちの、治ったという生の声が聞けるサイトを参考にランキング上位から見えてくる、効果の高いサプリのご紹介です。
まずアトピーなどアレルギーに効果のある乳酸菌系のサプリが、人気ランキング上位として君臨していることが分かります。腸内環境はデトックスに深く関わっています。
そしてそれ以上に免疫細胞の6~7割が腸内に存在していることから、免疫細胞を活性化させる特殊な乳酸菌がいくつか発見されています。
それらを配合したアトピー、アレルギー改善のためのサプリは口コミでも評判が良く、多くのメーカーからそれぞれ免疫を高める乳酸菌を配合したサプリが出回っています。
また純度の高いプロポリスパウダーやプロポリス液体など、プロポリス系のサプリが皮膚の疾患に効果があり、アトピーサプリとしても高評価です。
他にもセラミド系のサプリも肌の保湿効果があり、外部刺激から肌を守るということで口コミでも、痒みが少なくなったなどの改善効果があったという声が寄せられています。
アトピーだけでなく敏感肌、ニキビ肌、乾燥肌など幅広く使用されています。特にコンニャク由来のセラミドが多いようです。
他にもユーグレナ系のサプリも人気があります。やはりビタミン、ミネラル、アミノ酸など豊富に含まれていることから、体質改善効果も高いと言われているのです。
またユーグレナに含まれている海面状のパラミロンは驚くほど水分をたっぷり吸い込み、腸内環境を良い状態にします。
そしてその中に含まれている成分がIgE量を減らしてくれるため、アレルギーやアトピー改善に働くと言われているのです。
またプラセンタサプリも、アトピー改善やアトピー跡の改善に人気があります。プラセンタはアトピー肌の後のシミ改善も期待できます。
また青汁系もアトピー体質を改善することで人気があります。青汁にはビタミン・ミネラルが豊富に含まれており不足分を補給できます。
食物繊維も豊富なので腸内環境を改善することにも効果あり、これらがアトピー体質の改善をサポートすると言われているのです。
他にもビタミン剤としてビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンDなど、アトピー改善効果があります。
特にビタミンA、E、Cは抗酸化力が高く、ビタミンE、DにはIgE抑制効果も。ビタミンAは皮膚粘膜を強くする効果があり、ビタミンCは痒みの原因となるヒスタミンの抑制にも働きます。
アトピー向けサプリの副作用
アトピー向けサプリは、いろいろな成分によるものが大量に出回っています。そんなサプリに副作用は無いのでしょうか。例えば悪化してしまうなど、考えられることはないのでしょうか。
まず基本的にどのような効果のあるサプリにしても、それぞれのサプリの摂取量を守ることは大切です。良い成分でも過剰摂取は副作用の原因となってしまいます。
もちろん過小摂取は逆に効果が出ない原因となってしまうので、メーカーの決めた摂取量を守るようにしましょう。
例えば今アレルギー向けの乳酸菌サプリが人気がありますが、やはり摂りすぎればお腹がゆるくなったりします。
また食物繊維も摂りすぎれば胃もたれ、吐き気などが起こりやすくなります。他にもビタミン成分も特に合成ビタミンなどの過剰摂取は注意しなければなりません。
またアトピー向けのサプリには、1つのサプリにいろいろな成分が含まれているものもあります。
食べ物アレルギーを持っている場合などは、主原料だけでなく含有成分をしっかりチェックして、自分の食べ物アレルギーに関係ないかをチェックしましょう。自分のアレルゲンを知っておくことも大切です。
また成分として例えばローヤルゼリーなどが入っている場合、アレルギーの人にとって過剰なアレルギー反応を起こすリスクがないとは言えません。
またハチに刺されたことのある人もハチアレルギーのリスクがあります。このように人によっても副作用が出る可能性はあるので、その辺自分に合っているかという内容のチェックも必要です。
また幾つかの効果を期待して、幾つかのサプリを摂取することもあると思います。しかしそれぞれの成分を見ると、意外と同じ成分が入っている場合も。成分の重複に注意しなければならないものもあるので、重複しないかのチェックも大切です。
海外のアトピーサプリの今
日本ではアトピー向きのサプリがたくさん出回っていますが、サプリ先進国として海外でも特にサプリ摂取量の多いアメリカでの状態はどのようになっているのでしょう。まず日本製なら安心という気持がわたしたちの中にはあるのではないでしょうか。
しかしサプリ大国のアメリカに比べると、日本はまだまだ規制などもゆるく、アメリカレベルには達していないのです。
その上、あまり信頼できない素人が立ち上げたようなメーカーでも、ネットの中では一流メーカーと肩を並べています。その中でわたしたちは良いものを選ぶことがとても難しくなっているのです。
アメリカではDSHEA(栄養補助食品健康教育法)と、CGMP(適正製造基準)があり、現在ますます厳しい規定が決められています。
また薬に頼りがちな日本に比べ、アメリカは予防意識がとても高いと言われており、そのためアトピーサプリも予防を目的として飲んでいる人も多いとのこと。
現在アメリカでのサプリの定義は、「ビタミン、ミネラル、ハーブ、アミノ酸のいずれかを含有し、日常の食事を補うことを目的とした製品であること」となっています。
アトピーサプリも、当然この定義にあったもので、厳しい品質管理チェックが行われているのです。
ちなみにアメリカのアトピー人口は約1,780万人と言われており、皮膚炎や湿疹なども含めると約3,160万人とのこと。アメリカ合衆国の人口を3.189億人とすると、特に世界的に見て多くも少なくもありません。
日本ではまだまだ広がっていませんが、有機農法、無農薬農法であり、殺虫剤、除草剤、重金属などもしっかりチェックされた、安心できるオーガニックサプリがアメリカでは多く販売されています。
特にアトピーの場合は添加物や農薬など、いろいろな不純物が含有しているものは避けなければなりません。
しかし日本にはそこまでしっかり考えて作っているメーカーばかりではありません。アメリカでは含有成分も細かくきちんと明記され、安全性もしっかり担保されたものサプリがたくさん揃っています。
ただしアメリカには劣る日本のサプリ業界ですが、世界中から見ればまだまだレベルは高く、不安材料の多い国もあるので海外サプリの購入は注意しなければなりません。
子供にも安心なサプリ
子供にも広がっているアトピーですが、やはりできるだけ薬を使わずに治したいと思っているパパやママも多いはずです。そのため子供にも安心性の高いサプリをプラスして、アトピーの予防、改善を期待したいものです。
そこで特に幼児や子供にも安全なアトピーサプリとして、大人のものを与えるのではなく、幼児や子供用のものを選ぶようにしましょう。
もともと子供のために作られたサプリなら安心ですが、大人用のサプリであれば、子供用として発売されているものを選ぶようにします。
やはり良い成分であっても、大人と子供では摂取量の違いもあります。大人にはちょうど良い量でも子供や幼児にとっては過剰摂取になってしまうこともあります。特にビタミン類などは過剰摂取によって副作用が出ることも。
また子供には、あまりおすすめできない成分が入っている場合もあるかも知れません。そのためきちんと幼児、子供に対応して作られたサプリを選ぶようにしましょう。
アトピー向けサプリの買える場所
アトピーサプリはいろいろなところで購入できます。自宅の近くの薬屋やドラッグストア、最近ではコンビニでも購入できます。
ただし、アトピーサプリの種類は通販に比べ、とても少ないので商品を選ぶ範囲は狭くなります。
また薬局やドラッグは問屋などが介入するシステムになっているので、価格的には通販より高かったり、値引きサービスがあまりないことは仕方ないことかも知れません。
しかしいつでも、近くの薬局やドラッグに行けばすぐに手に入るというメリットもあり、それが安心感につながるとも言えそうです。
また行きつけのドラッグストアではポイントが貯まるので、それが実質的な割引きとなるメリットもあります。
それに比べて通販の場合は、やはり問屋などが介入しないので価格的に安く、送料無料など定期コースやまとめ買いコースなどで、大きなサービスを受けることができます。
またお店に行くことができないので、すぐに購入することはできませんが、ネットで購入しても数日で届きます。また定期コースならなくなる前に定期的に届くようになっているので、なくなってしまい焦ることもありません。
また大手通販サイトなどで購入すると、そのショップサイト専用のポイントなども付き、結局実質的な値引きサービスを受けることができます。
そして通販の方がアトピーサプリの種類が豊富にあるので、自分にあったものを選ぶことも出来るというメリットがあります。このように比べていくと、やはり通販の方が人気があるのも納得できます。
アトピーにオススメのサプリメント
アトピー体質の人にオススメのサプリメントも、さまざまな種類があります。そんな中から人気のサプリメントをご紹介しましょう。
澄肌漢方堂
薬剤師、美容皮膚学の薬学博士が監修。12種類の生薬配合の第2類医薬品。アレルギ体質、皮膚炎、かゆみ、湿疹・アカギレの症状を内側から改善。ステロイドを使用したくない方、6歳以上のお子様の皮膚のかきむしりにお悩みの親御様などに多く支持されている医薬品です。安心の90日間返金保証付きとなりますので、安心して申し込みが出来ます。
価格:12800円、現在9800円で購入できます
【価格】12800円 公式定期なら初回5980円、2回目以降9800円
【主成分】キキョウ、センキュウ
【容量】180錠(約1ヶ月分)
【販売元】株式会社メディカルリーチ
【米のしずく(ドリンクタイプ)】
米のしずくは、アトピーに効果があると評判の乳酸菌「LK-117」配合のサプリメントドリンクです。LK-117は酒造りの老舗「菊正宗」が作り出した乳酸菌といわれています。江戸時代から続く酒造法である「生もと造り(きもとづくり)」からしか生まれない菊正宗独自の乳酸菌です。
伝統的な酒造りの中で発見された天然の植物性乳酸菌。昔から米を主食としている日本人には、とても相性の良い乳酸菌とも言われています。
菊正宗の総合研究所と神戸大学農学研究科の水野雅史教授らは、「生もと(きもと)」から生まれた20種類以上の乳酸菌株の性質を研究し、中でもより強い乳酸菌を選出。
どの乳酸菌よりも優秀だったのがこのLK-117だったのです。乳酸菌LK-117は、アレルギーの軽減や肌への働きかけが期待されています。
白血球の一種「マクロファージ」を活性化し、アトピーの原因となるヘルパーT細胞のバランスを整える効果がアトピーの原因を抑制します。
【価格】 30日分(50ml×30本):9,000円
【アレルケア】
アレルケアは、特にアトピーに効果があるサプリメントとして人気があります。乳酸菌では日本でも屈指のカルピス社が開発した商品です。アレルケアの乳酸菌は「L-92」で、正式には「Lactbacillus acidophilus L-92(ラクトバチルス・アシドフィルスL-92株)」。
L-92はカルピス社の研究室が保有する約2,000種類の微生物の中から選び出された乳酸菌で、体の内側からバランスを整えアトピーの改善に働くと言われています。
アレルケアを続けて摂取することによって、アトピーの症状に緩和が見られたという口コミも多く、薬ではないため安心して続けられると言われているのです。
【価格】 2カ月分4200円(税込)
【ノアレ】
アトピーに効果的といわれる乳酸菌KW3110を配合したノアレは、日本の乳酸菌メーカーのトップクラスであるヤクルトから発売。KW3110は、キリンビールと小岩井乳業が共同研究をして発見した乳酸菌で、小岩井乳業にある100種類以上の乳酸菌の中からアトピーに対しより優秀な乳酸菌です。
胃液などの強い酸にも負けず、腸の粘膜まで到達することのできる乳酸菌。さらにアレルギーに深く関わっている白血球のバランスを整え、アトピーの症状を改善する効果があるのです。もちろん、普通の乳酸菌としての整腸作用もあるため、お腹の調子を整えます。
【価格】 30日分2100円(税別)
【プロディア】
しば漬けから生まれたプロテクト乳酸菌は、サントリーが開発した優秀な乳酸菌サプリメントです。プロディアに含まれるプロテクト乳酸菌は、京漬物の「しば漬け」から発見された「S-PT84株」といわれています。
このような植物由来の乳酸菌は、動物由来の乳酸菌に比べ過酷な環境に耐え抜く強い力があります。また日本人には植物性乳酸菌は体質的に相性が良いとも言われているのです。
乳酸菌のたくましさは細胞壁の厚さと比例していると言われ、もともと強い性質のプロテクト乳酸菌S-PT84をより過酷な環境で培養し、細胞壁成分を2倍にしたのです。
これによりプロディアが守る力は、さらに強力になりました。S-PT84は、アレルギーの原因となるTh1とTh2細胞のバランスを整える作用があることがわかっています。
プロディアには、3粒あたり15億個ほどのプロテクト乳酸菌が含有、さらにビタミンB群を配合し乳酸菌をサポートしています。
【ラブレ】
ラブレは、カゴメから発売された乳酸菌サプリメントです。ラブレには味噌や漬け物などに含まれている植物性乳酸菌「ラブレ菌」が配合。日本人にとってとても相性がよい乳酸菌であり、とても強力な乳酸菌としても知られています。ラブレ菌は京都の漬け物「すぐき漬け」から発見された植物性乳酸菌です。
欧米の食生活が中心になったことにより、ラブレ菌はだんだん日本人が十分取ることができなくなっていた乳酸菌の一つなのです。
食生活の欧米化が進むにつれ、アレルギーも増えたとも言われています。そのためにも日本人に合った乳酸菌をしっかり摂って、免疫力を高めるためにもおすすめです。
ラブレ菌は、にきびや皮膚の炎症に効果があります。アトピーそのものに効果があるという物ではなく、体質から改善するためにおすすめの乳酸菌です。
【価格】 1カ月分4500円(税抜)